京都市右京区花園の工場では、日々代々受け継いできた京かまぼこの味と品質を守るため、徹底した工程の管理を行なっております。
美味しくて優しい、京かまぼこは全てここから始まります。
ステップ①雷潰(らいかい)
美味しいかまぼこは魚肉を切断することから始まります。
切断した魚肉を雷潰していきます。
この雷潰とはつまり「練る」こと。この「練る」が魚肉練り製品の語源の由来です。
ポイントとしては水の代わりに大量の氷を投入して0℃に近い温度で練り上げること。
また氷や調味料の投入量や温度調整は職人の経験や知恵に加え、科学的な手法も用いて決定します。
このように低温度で練り上げることでモチモチっとしたかまぼこが出来上がります。
職人技術と科学手法を組み合わせる、はま一で最も重要視する工程です。
ステップ②様々な過熱の工程へ
蕾潰で練りあげた「すり身」は「加熱」を行います。 「加熱」といっても色々な加熱方法があり、その方法によって様々なかまぼこが出来上がります。 ここではそんな「加熱」の方法と出来上がる製品を御紹介します。
<揚げ>
<ゆで>
<蒸し>
<焼き>
ステップ③冷却
加熱した製品はすぐに急速冷却機へ入れます。 加熱後の常温放置は細菌の繁殖の恐れがあり非常に危険です。 はま一では製品を急速に冷却することで、細菌の繁殖を抑えています。
ステップ④包装
冷却した製品は2Fにある包装室へと運ばれます。包装室はオゾン殺菌された空間で、室温も一定に保たれています。作業員はゴム手袋着用の上、一人一人にアルコールボトルを持ってもらい衛生な環境へ取り組んでいます。
ステップ⑤出荷
包装が終わった製品はお店ごとに分けられて出荷されます。 こうしてお客様のお手元に美味しい京かまぼこが届けられます。